こんばんは、シャンシャン(香香)です。
嘘です。ツッチーです。
今日のブログは意外と知らない空気圧の話
結構、聞かれる事が多いので前から書こうと思ってたんですが丁度FAQで質問を頂いたのでこのタイミングで書こうと思います。
皆さんタイヤの空気圧ってどうしてますか?
ちゃんと調整してますか?
「久しくチェックしてねーな・・・。」と言う方!
キチンとした空気圧にしないとタイヤの編摩耗や燃費の低下、最悪の場合パンクに繋がりかねませんよ
もちろん入れ過ぎも良くないので今日は適正空気圧について解説します。
適正空気圧は車によって違う物。
大きく重たい車もあればMINIみたいに小さく軽い車もありますよね。
なので車や装着されているタイヤによって様々です。
では何が正解か?
答えは簡単
ほぼ全ての車が車体の何処かに適正空気圧の表示があります。
MINIだと運転席ドア開けた所ですね。
ベンツだと給油口の裏側とか。
そこに書かれた数値に合わせればOKです。
コレ、仕様や装備によっても異なるので是非一度ご自身のMINIで確認してみて下さいね!
ちなみに写真だと前後共に240kpa、人や荷物を多く積む場合は260~270kpaが適正空気圧となります。
と、ここまでは基本の話
「そんなの知ってるぜ!」という方も多いでしょう。
ではこの表示に無いサイズや数字が違うタイヤにした場合はどうすれば良いか知ってますか?
チョットだけややこしいですが仕組みが分かれば簡単です。
その車が何kg支えられる性能が必要としているかを計算すればいいのです
そこで鍵になるのがタイヤのタイヤのロードインデックス(LI)
ロードインデックス(LI)は簡単に言うとそのタイヤが持つ「重さを支える性能」を数値化した物
数字が大きければ大きいほど同じ空気圧でも重たい物が支えられます。
例えば写真の225/40R19 89Vなら
89がタイヤのロードインデックス(LI)にあたります。
実は225/40R19とかVとかはどうでもいいんですね(笑)
(ちなみにM+Sはマッド&スノーの略。つまりオールシーズンタイヤですね。話がややこしくなるので今回は割愛します)
そしてこのロードインデックス、どのくらいの空気圧でどのくらいの重さが支えられるか全て決まっているので対応表をみれば荷重性能が何kgか判ります。
※ヨコハマタイヤのHPより
対応表は大体、各タイヤメーカーのHPやカタログの後ろの方に載ってます。
ネットでも「ロードインデックス」で検索すれば簡単に見つけられると思います。
さてこの表によるとロードインデックス89のタイヤに240kpaの空気を入れたときに得られる荷重指数は580kg
つまり最初の写真の車は「580kgは支えられるようにしといてね」って事なのです。
ココまで分かれば後は簡単!
タイヤサイズを変えてロードインデックス(LI)が変わっても、変わったロードインデックス(LI)の数値で580㎏になるよに空気を入れればば良いだけなのです。
逆に言うとコレに以上少なくしてはいけないという事です。
どうですか?仕組みさえ分かれば意外と簡単じゃないですか?
が!注意したい事がいくつかあります
先ずはコレ!
EXTRA ROAD
タイヤの規格は日本やアメリカ、ヨーロッパなど色々あります。
ヨーロッパのタイヤ規格(ETRTO)で規定されているタイヤには、スタンダード(STD)規格と同じタイヤサイズでも高い空気圧に設定できるタイヤ規格がありますそれが、エクストラロードとリインフォースド
(XL)や(Ref)で省略されて記載される事もあります。
ちなみにエクストラロード(XL)リインフォースド(Ref)同じです。なんだそりゃ(笑)
年々進むタイヤの低扁平化の為、作られた規格です。
「薄っぺらいタイヤで重たい物を支えるには沢山空気を入れる必要が・・・」
「でも沢山入れるって言っても限界って物もあるし・・・」
「そうだ!内部構造を見直して高い空気圧でも耐えられるようにすればいいんじゃね?!」
・・・ってやり取りがあったかは判りませんがつまりはこうゆう事です。
このエクストラロード、規格が違うので当然スタンダード(STD)規格と同じ空気圧でも支えられる重さが違います。
同じロードインデックス89、空気圧240kpaでもコチラは500kg
しかーし!
高い空気圧でも耐えられるので290kpa入れれば590kgまで支えられます。表は290までですがタイヤの許容空気圧次第ではもっと入れる事も可能です。
つまり、スタンダード(STD)規格からエクストラロード(XL)規格に変えた場合はそれに合わせて空気圧を設定しないとイケマセンよ!って事です。
自分が今履いているタイヤがスタンダード(STD)規格かエクストラロード(XL)規格か知らない人って結構いると思うんです。
でもって車に貼ってある最初の写真のヤツ!コレがスタンダード(STD)規格の場合とエクストラロード(XL)規格の場合、はたまた両方記載されている場合とあるんですね。
ちなみにF系はタイヤサイズの後に(XL)の表示があってエクストラロード規格の空気圧も記載されている場合が多いですよ
タイヤ自体はの見分け方はエクストラロードなら必ず何処かに「EXTRA ROAD」の記載があります。
判らなければメーカーHPやカタログに必ず記載されています。
いやー話が長くなった(笑)
でも後二つだけ!
そもそも空気圧を調整する場合ですがそのゲージ、本当に合ってますか?
ガソリンスタンドに常設されている物や量販店で購入した簡易的な物、
結構狂っていることがあります。
キチンとしたゲージで測定、調整する事をお勧めします。
最後!
空気圧の調整は必ずタイヤが冷えてる時に!
間違っても高速や峠を走った直後なんてダメですよ!
空気は温まると膨張します。
正確な測定、調整は走る前に済ましましょう!
それとタイヤの空気はパンクしてなくても自然に抜けますから月に一度は点検しておきたいですね!
いやー久しぶりに真面目に書いた(笑)
ココまで書いてアレなんすけど「メンドクセー」て人はボンドミニまで
「空気圧診といて!」で適正空気圧に勝手に調整します(笑)
タイヤの事なら何でもボンドミニまでお気軽にどうぞ。