こんばんは
田中です
今回はコチラのF54クラブマン クーパーSをご紹介
オーバーヒートとのことで下回りを点検しますと、、
オイルパンに滴る白や茶色の水や固形物がクッキリ、、
ココの上部にあるオイルフィルターハウジングよりクーラント漏れを起こしておりました
クーラントに加えて文字通りエンジンオイルの通り道でもありますので、オイル共々排出しまして、、
オイルフィルターハウジングが外れました(左側)
右の新品と比較しますとなにやらおかしい、、
パッキンが千切れてますね
パッキンを外しますと見辛いですが赤丸部分が欠けていてそこから漏れ出た様です。
見た目でお気づきの方もいるかと思いますが、F54に限らずF系のエンジンのオイルフィルターハウジングはプラスチックでできておりますので、R系以前のようなアルミ製の時に比べて破損の確率が高い印象です。
※R系以前はパッキンのみ交換で直るのがほとんどです。
ちなみに破損部はクーラントの経路、平常時でも110℃ほどのクーラントが通りますので負荷も高く、過去の修理でもココが壊れていたおクルマが多いです
コチラは新品ですが一目瞭然ですね
エンジン側も接地面をキレイに整えまして、、
新品を取り付けしました
あとは周辺のパーツを戻し、オイルとクーラントを入れて試運転を行い、弱っていましたバッテリー(突然死多いです)も交換しまして作業完了です
F系ミニのオイル漏れ・クーラント漏れ修理もお任せください
これにて2023年の作業完了です
以上、田中でした~