こんばんは。ツッチーです
今日は50のクランクプーリーを交換しました。
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構造を知っている人には今更ですが、このパーツがベルトを介してオルタネーターやエアコン、ウォーターポンプなどを回している訳ですね。
写真をよく見ると判りますがこのMINIの純正プーリー(正式名称バイブレーションダンパー)は内側と外側の二層構造でその二つがゴムでくっ付いている構造なのです。
それにより駆動時のショックを和らげスムーズなベルト駆動に貢献しています。だから「ダンパー」なんですね。
がっ!
その構造が故にゴムの部分が劣化すると・・・
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  _, ._
(;゚ Д゚) …!?
Oh・・・・
こうなっちゃうとベルトの駆動が出来ないどころか外れたベルトやプーリーが絡まり大惨事も
ちなみにベルトの駆動が出来ないと
・パワステが重ステに(50系)
・エアコンも効きません。
・発電が出来ないのでバッテリーの充電分のみでエンジンがかかっている状態
 (バッテリーマークの警告灯が点灯します)
・冷却水の循環も出来ないのでオーバーヒート
と、最悪の結果にも繋がりかねません
特に50系は近頃、経年劣化によりプーリー破損の危険性が非常に高くなっています。ちなみに今月もう2台目
しかも厄介な事に目視の点検では劣化具合が分かりにくい(というか分からない。特に53)ので、一度も交換していない50系は予防整備も良いかもしれません。
せっかく交換するならチューニング派の方は
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各社、軽量クランクプーリーが出ていますのでコッチに交換しちゃうのも一つの手ですね。
ダンパー機能のないリジットになるので少々シャラシャラ駆動音がしますがこれならゴムの劣化を心配する必要もないですからね。
レスポンスアップにも繋がります。
壊れてからでは遅いクランクプーリー。
予防整備おススメです。