こんばんは。ツッチーです。

今日はR56 JCWがクラッチ交換でピットイン

 

 

現在の状態はクラッチを九割五分くらいまで放してやっと半クラ

そのままどうにかこうにか動かせる・・・のかと言った感じ。

 

 

作業は、まぁ~大変です

色々バラしにバラしまくってようやくミッションが降ろせるようになります。

 

 

レリーズシリンダを外して覗いてみたらご覧の通り・・・

 

そして摘出

 

おや?

 

 

はい。

完全にクラッチディスクが終了していました

 

ん?

フリクションフェーシング(摩擦材)が見当たりませんが?

 

 

カバーにも思いっきりプレート自体が接触した跡が

 

 

フライホイールも同様に

しかも結構焼けちゃってますね。

 

フォークとべリングも真っ黒です。

 

 

 

半クラで「ギー!」とか「キー!」みたいな異音がするときは大体コイツが原因です。

ニュートラルで「カラカラ」音がする!クラッチ踏むと消える!なんてときも同様です。

F系はまだ聞きませんがR系はこのレリーズベアリングの不良多いですね。

 

が!今回交換に使用する小倉クラッチ、ARUGOSのクラッチキットなら専用のレリーズベアリングが付属しているので耐久性も抜群です。

 

綺麗に洗浄して各部グリスアップ

 

 

車両側へはキットの軽量フライホイールを取付します。

もうビンビンのレスポンスになっちゃいます。

それともう一つ!シングルマスになるのでクラッチを繋ぐときのダイレクト感がイイ!!

クラッチが繋がる瞬間もしっかりグググと車が前に出る感じ

 

カバーもカッチョイイのです。

・・・まぁ全く見えなくなっちゃいますけどね(笑)

 

あとはひたすら組み立てて

 

組み立てて

 

組み立てれば

 

 

ハイ。元通りで御座います。

 

後は最後の仕上げアライメント調整したら完了です

 

このARUGOSのクラッチキットは強化クラッチにも関わらず扱い難さはは皆無

拍子抜けするくらい良い意味で普通です。

 

クラッチは交換サイクルこそ長めですが消耗品です。

使い方が上手だと10万Km越えでも十分な残量があるケースもありますが出来れば7、8万Kmくらいまでで一回は交換しておきたいですね。

 

クラッチが繋がるのが凄く手前異音がする踏み応えがおかしい

そんな時はお気軽にご相談下さい。

純正やOEのリペアキットを使った交換から社外品の強化クラッチまでご要望に合わせてご提案させて頂きます。

それでは!