こんばんは。ツッチーです。

 

今日はスペーサーの話

 

手軽にタイヤホイールを男前な出面に出来るという事で人気のスペーサー

店頭で取付作業をさせて頂く機会も多いですし当店eショップでも人気商品の一つです。

今は履いているホイール、デザインは気に入っているけど出面がイマイチなんだよね・・・なーんて人にピッタリなアイテムですからね。

そんなスペーサーですが問い合わせで多いのが「ツライチにするには何mm入れれば良いですか?」と言うもの

コレがまたお答えするのが難しい

そもそも車両の個体差もありますし履いているホイール、タイヤ、車高、アライメント状態によっても様々なので簡単にお答えできないんですね

それともっと問題なのが「ツライチの定義」

 

 

拾い物画像ですがこれぐらいの状態がツライチって人もいれば

 

「ツライチこれぐらいだよね」って人もいますからね。

糸を垂らして計るのが間違いないですが、タイヤツラにするのか

リムツラにするのか

はたまたディスクツラにするのかって問題も有ります。

そんでもってタイヤツラやリムツラにすると車高によってはフェンダーに思いっきりぶつかりますからね。フェンダーとのクリアランスも考慮する必要があります。

あっ、あと保安基準の30°50°問題もありますね

一番良いのはお手数ですが店頭で現車を確認して相談してもらう事です。

現車があれば色々確認できますし必要なら各部を計測して選ぶ事もできますからね。

そんな訳でちょうど先日F56JCWに取付させて頂いたので参考ビフォー&アフターをご紹介

取付前

取付後

微妙にアングルが違ってスイマセン(笑)

ちなみにコチラの車両はフロント12mm、リア15mmのスペーサーを取付させて頂きました。

足回りの構造上、ローダウンした際のキャンバー変化がフロントよりもリアは大きいので引っ込んで見えてしまいがち

そこである程度フロントよりも出してあげる事でバランス良く出来ます。

※アライメント調整してリアのキャンバーを立ててたりするとこれに当てはまらない場合もあるので注意です。

 

 

こうして見比べると全然違うのがお分かり頂けると思います。

それとスペーサーを入れる注意点ですが

 

スペーサー取付時にはロングボルト必須です。

純正が首下27~28mmなので入れるスペーサーの分だけ長い物を

12mmスペーサーを入れるなら28+12で首下40mmが必要です。

このボルト首下長さは短すぎても長すぎてもダメですよん

 

必要な場合はロングボルトで盗難防止タイプもご用意可能です。

 

 

それともう一つ!

いくら手軽にワイドトレッドに出来ると言えあまり出し過ぎるとフェンダーと干渉する事もあります。

フェンダーやボディーにダメージが及ぶばかりでなく安全にもかかわりますのでご注意を

スペーサーの事なら是非ボンドミニまで!

それでは!