こんばんは。ツッチーです。
今日はお預かり中の車検や一年点検の作業を進めました。
コチラは1年点検でお預かり中のR57
状態はすこぶる良好だったので軽く消耗品の交換と言った感じの作業でした。
今日はその中で意外と知らないスパークプラグの話
皆さんスパークプラグちゃんと点検&定期交換してますか?
オイルやフィルターは車検以外でも交換する機会って多いと思います。
それがスパークプラグになるとオイルなどよりは交換サイクルが長いので「全然交換してないや」「いつ交換したか忘れた」って人も少なくないと思います。
実はスパークプラグって意外と消耗します。
コチラは今回取り外した物ですが中心電極が丸く短くなっているのがお分かり頂けると思います。
交換がBERUからBOSCHだったので電極の形状がやや異なりますが新品と比べると角が無くなってるのも判りますね。
ちなみに56系のプラグは年式や仕様により色んなメーカーの物が付いてますので今回の様にメーカーが変わる場合もありますがちゃんと互換性ありますのでご安心を
そしてこのプラグ、イリジウムプラグと呼ばれる種類のプラグが使用されているのですが、
イリジウムって書いてますね。
ちょっと車に詳しいそこのアナタ!
「あれ?イリジウムって長寿命なんじゃないっけ?」「10万キロとか使えるヤツじゃね―の?」
って思いませんでした?
ハイ。
僕も免許取りたての頃、最初はそう思ってました学校でもそう習ったし。
ですがそうじゃないんですね。
イリジウムや白金(プラチナ)などのレアメタルを使ったスパークプラグにも2種類あって、中心電極と外側電極の極両方にレアメタルが使用されている物とどちらか片方だけに使用されている物とがあるんですね。
上の画像にも記載がありますが純正のイリジウムプラグ全てが長寿命タイプではないんです。
だから車検証や説明書と一緒に入っているサービスブックにも「オイル交換2回に1回は交換してね!」って書いてあるんです。
ただしコレは新車販売当時の純正推奨オイル交換サイクルの2万キロ前後から導き出しているサイクルなので、オイル交換を3000kmで交換する人は6000kmでプラグ交換しなさい!って意味じゃないですよ
オイル交換サイクル2万kmってツッコミどころ満載な話はまたの機会に
ちなみに一番ハイパワーなJCWはオイル交換毎の交換が推奨されています。
またJCWに限らずサブコンやDMEチューニングでブーストアップしている車両や点火チューンをしている車両はノーマルよりも断然消耗が早いです。
オーナーがエンジンの調子に不満が無い状態でも交換するとビックリするくらい調子が良くなるケースもあります。
そんな訳でスパークプラグの定期交換もお忘れなく!
それでは!