こんばんは。ツッチーです

 

今日はR50、パワステオイル漏れ修理などなどの作業に取り掛かります。

R50系なら避けては通れない道

それがパワステのオイル漏れ

まぁ50系に限らず油圧のパワステ車ならいつかはホース交換が必要です

ちなみにR56系からパワステオイル漏れを聞かないのは電動パワステになってるからです

ちょっと滲んでますね、とか言うレベルじゃなくてジャジャ漏れ

パワステオイルが空っぽで入庫時に重ステだったので、そのままでは回送するにも大変って事でオイルを足しておいたのですが今日ピットに入れる為動かしたら時々重ステになっちゃう始末

急に重ステになるとかなり危険ですからね心当たりの方は油量の確認と早めの修理をお勧めします。

パワステのオイル漏れはそのほとんどがホースからによるもの。

ホースは3つ

今回は全てのホースから漏れていたので全部交換

先ずインホース

コレがタンクとポンプを繋ぎます。

両端をカシメorバンドで固定されていますがホースが劣化すると密閉できなくなり漏れます。

ホースも柔軟性が無くなりカッチカチ

コレはプレッシャーホース

ポンプで加圧されたオイルをステアリングラックに送ります。

その名の通りプレッシャー(油圧)が掛かりますので劣化すると色々な部分から漏れます。

過去にはゴムの部分が風船みたいに膨らんでしまっている事もありました。

最後はリターンホース

ステアリングラックからタンクへと戻るラインです。

これはインホース同様タンクの接続部やホースとパイプの接続部から漏れる事が多いですね。

 

それと今回作業して気が付いたのはMINIでは見慣れないパワステオイルが入っていた事

油圧のパワステと言っても構造や使っている部品、ポンプもメーカーや車種で様々

純正のパワステオイルはその辺全て考えられていて「間違いない」物な訳ですからちゃんと「純正指定」か「社外でも互換性のある物」を使用するべきです。

パワステオイルに限らずクーラントやエンジンオイルも適当な物を入れると故障や不具合に繋がりかねません。

あれやこれやと他の作業もあり作業完了

入庫時は窓を閉めていても「うるさいなぁ」ってくらいパワステポンプからミャーミャー音もしていましたが修理後はほとんど聞こえないレベルに

 

R50系の修理は是非ボンドミニまで