こんばんは
田中です
今回はコチラのR60 クロスオーバーをご紹介
点検にて、オイル漏れは無いがオイル消費が多かったのが確認できましたのでオイル下がりと判断。
ということでエンジンのヘッドカバーを開けて、バルブトロニックのメカを外して、タイミングチェーンやカムシャフト等外して、このような器具をセットしまして、、
バルブステムシールを交換しました!!
チョット暗いですが、外したバルブステムシールと新品を比較しますと、中心の穴が広がっていますね、、これによりオイル下がりが発生する訳です。
バルブは合計16個ございますので、このパーツも16個交換していきます。
過去ログよりまたまた登場の図ですが、”VALVE SEAL”がバルブステムシールのことを指します。
先に説明しました、”中心の穴が広がって”、この図のようにオイルが下に落ちてしまい、燃焼室に入り込みガソリンと一緒に燃えてしまうのですが、この際にオイルが混じっていますとマフラーから白煙が出るので、「オイルが一緒に燃えている→オイル下がりの可能性」と判断できます。
なので
・異常にオイルが減る
・アイドリング後、白煙を吹く
などの症状が見られる場合、もしかしたらバルブシールの劣化によるオイル下がりかもしれません。
外したパーツを元に戻していき、パッキンを新品に交換したうえでヘッドカバーを戻し、試運転でも異常は確認できませんでしたので作業完了です
R56等、第2世代目のBMWミニでオイルが減ってしまう症状でお悩みの方は是非お問い合わせください
以上、田中でした~