こんばんは。ツッチーです
今日はR55のブレーキパッド交換の様子をお届け
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今回ご入庫頂いた車両は純正パッド装着車両で残量警告がメーターに出てからの交換です。
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純正パッドはダストの多さもさることながらローターへの攻撃性も高めなのでパッドもローターもザクザク削れるイメージ
パッドが無くなる頃にはこんな感じで内側外側に段差が出来てパッドとの接地面は所謂レコード盤の様な状態になってしまいます。
摩耗量によってはローターの再利用も可能ですが、使用限度を過ぎたローターの再利用はジャダ—(ブレーキ踏んだ時にブルブル)や制動力不足、ブレーキ鳴きに繋がってしまうので一緒に交換するのがお勧めです。
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こちらが交換する新品パッドと取り外したパッド
比べるといかに減っていたか分かりますね。
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コチラはブレーキパッドの残量を見ているセンサー
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左前と右後ろに一つづつ付いていてパッドが摩耗すると一緒に削れ、内部のワイヤーが断線する事で反応する仕組みです。
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こんな感じで付いてます。
社外のビッグキャリパーの場合は取付出来ない場合もあります。
稀にこの純正ブレーキでセンサーを外しているのを見かけますが、(交換時にセンサー代節約かな?)全く意味ないどころか危険なので絶対にやめましょう
理由は後述します。
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そんなこんなで交換完了!
新品は気持ちいいです!
でも最初のうちはブレーキパッドとローターが馴染むまで効きが甘い場合がありますので慣らし運転が必要です
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そしてもう一つ。
忘れちゃいけないのが警告灯のリセット
ちなみにコレ、サイドブレーキのランプが点灯してますがサイドブレーキ引いてません。ブレーキの警告です。
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内容を見ていくとリアが使用限度を2900キロ過ぎてます
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フロントは残り僅かの700キロ
そうなんです先ほどのセンサーの話に戻りますがMINIの場合(一部を除く)パッドセンサーで実際の残量を見ているのと走行距離からカウントダウンの「2重の監視」なのです
だからセンサーを外してもカウントダウンでいずれ警告が入りますし、万が一の場合にせっかくお知らせしてくれる機能を殺しちゃうだけなんですね。
センサーが断線していなければカウントダウンの巻き戻しが可能なので、その前に取り外すという荒業?!が一部で横行している様ですが数千円のセンサーで保険になるのですから取り外すデメリットの方がはるかに大きいと思います。
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リセット後は警告灯も消え、カウントダウンも巻戻りました
ブレーキ周りのメンテナンスはボンドミニにお任せ下さい